知財尊重三原則

知財法は何のためにあるのか。それを考えるとき、独占排他権は方便であることが理解される。すなわち、先人の知恵に感謝し、敬意を払うことのためにあるのだ。

なんとなれば、人間の成長、文化の発展、産業の発達には先人の知恵に依存しなければならないからである。人は模倣して始めて、対象を理解し、学習することができる。学習しその後新たな創作をする。

よって、創造(発明)は先人の知恵の上に成り立ち、模倣は創造(発明)の前提である。
よって・・先人の知恵に敬意を表することが重要となる。

☆敬意の表し方には3つある

(1)礼を払う(引用・参照したことを明示し、謝意を表する)
(2)対価を支払う(智恵を買う、あるいはロイヤリティを払う)
(3)凌駕する(先人の知恵を凌駕する斬新な創造をする)

以上三つを、知財尊重三原則としたい。

★学校の先生が偉いのは、先人の知恵を教えてくれるからである。

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