弁理士試験(1) 四法対照表を利用した弁理士試験の勉強法
私の所属する秀和特許事務所で、受験生のために、ゼミを開催することとした。
ここで学ぶことは、四法対照表を利用した弁理士試験の勉強法である。
条文集としては、弁理士試験 四法横断法文集 第5版 TAC弁理士講座 などがお薦め。
これを用い、
1) 四法を対照しながら、各法の条文を逐次読む。
2) 条文中の文言の意味、趣旨を条文の一字一句、一言で言えるようにする。
3) その条文がどのような問題で出るかを想定しながら読む。単独で論文試験の主題となるか、短答で出るかなど。
4) 四法の相違点を見出しながら、なぜ相違するのかを考える。
5) 各法の関連条文を言えるようにする。どのような点で関連するのかは理解しておく。条文を読むときは、必ず、関連条文も見る。
6) 条文は10条置きに検討すると、法体系を理解しやすい。
以上により、論文、短答のいずれにも対応可能となります。頭の中に、条文のポリゴン型ネットワークが構築されることでしょう。
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