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March 14, 2014

知識製造業・リバネス

『世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。』 著者、リバネス社長 丸 幸弘氏による出版記念講演会に、知人の勧めにより参加してきた。

丸社長は、学生時代に参加したベンチャービジネスの失敗経験から、優れた最先端技術であっても、「研究が理解されなければ活用されない」ことを学び、子供達に、理科の出前授業ビジネスを開始し、研究者がビジネスの主体となる、現在のリバネスを創業した。知を社会に還元する サイエンスブリッジコミュニケーターであるとしている。
ビジネスモデルは、研究者による、研究プラットフオーム型ビジネスを基本とする、「知識製造業」である。自ら知識を集め、自ら新しい仕組を作り、知を生みだし 自ら実装する。アイデアを単に出すだけではなく、実際に実装(試作・製造)まで行うという。
様々なプロジェクトを、メンバーが進めているが、事業の成功要因として、パッションを上げている。それが、今回の出版タイトル、たった1人の「熱」に表れている。MBAの教科書的な手法だけでなく、「熱」がなければ・・というのが、日本的であるし、納得感がある。良いアイデアでも事業化し、さらにそれを持続してやり続ける情熱がなければ成功はない。
ビションはでかく、バカバカしく・・・というのも良い。
ちなみに、リバネスのビジョンは、科学技術と地球貢献を実現する・・という壮大なもの。 すべてはイノベーションのために・・をモットーにしている。
社員のなすべきことは、3つ。
Training・・・ スキル向上
Leadership・・・ リーダーシップを発揮しやりたい事を実現
Routing・・・ 今できることでお金をかせぐ
と地に足着いた方針を掲げている。
他にも、独立採算制の事業部体制を採用。
熱い人を集め感性の上にビジネスを作る。
仕組を作ってあてはめ、管理するのでははなく、個を生かす。
20世紀は、事に仕える・・21世紀は、事を仕掛ける時代。
考えることをしないただの仕事は仕事ではない。
学問とは、問いを学ぶ 自ら疑問や不思議を見出し、自ら調べる。これが基本。
現代は、科学技術の指数関数的進歩が起きている。これに対応しなければならない。
等々、ビジネスの成功要因をきちんと踏んでいるのに加え、時代の先を読み、しっかりとブランディングもしている。

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