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January 2012

January 16, 2012

スティーブ・ジョブズ「Steve Jobs」の知財(3)・・先人に敬意を

 以前、このブログで、知財尊重三原則というものを提唱させていただいた。
ここで、繰り返すと、
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創造(発明)は先人の知恵の上に成り立ち、模倣は創造(発明)の前提である。
よって・・先人の知恵に敬意を表することが重要となる。
☆敬意の表し方には3つある
(1)礼を払う(引用・参照したことを明示し、謝意を表する)
(2)対価を支払う(智恵を買う、あるいはロイヤリティを払う)
(3)凌駕する(先人の知恵を凌駕する斬新な創造をする)
以上三つを、知財尊重三原則としたい。
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というものであった。

スティーブ・ジョブズ「Steve Jobs」(講談社)を読んでいて、最終章になってくると、前半とはうって変わって、ジョブズの人間性に感動せざるを得ない場面に多々遭遇する。最期を覚悟したジョブズが、それまでの人生を振り返って述べた次の言葉は、大いに共感するところである。

「僕らは自分が持つ才能を使って心の奥底にある感情を表現しようとするんだ。僕らの先人が残してくれたあらゆる成果に対する感謝を表現しようとするんだ。そして、その流れになにかを追加しようとするんだ。そう思って、僕は歩いてきた。」(第41章p429-430)
「偉大な芸術家は盗む」(第8章p165))、と言いながらも、それを凌駕してきたのである。
ステーブ・ジョブスそのものが、代表的知財人である。

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January 14, 2012

スティーブ・ジョブズ「Steve Jobs」の知財(2)

ウォルター・アイザックソン著「Steve Jobs」講談社を正月に読み切る予定で、現在第II巻の後半、iPad(37章)まで読了。第I巻では、Steveは、「とても嫌なやつ」という印象が前面に出ている。読んでいて、気持ちが悪い。一方で、とても人を魅了する面も持っている。好かれ、嫌われの繰り返し。Steveの価値観は、おそらく常識の人達とは大きく違うのであろう。違いが魅力にもなり、嫌われる原因にもなる。
そうそう、今回のテーマ、「Steve Jobs」の知財であるが、ここでいう、知財には、競争優位の源泉となる「知的財産」と、それを保護する「知的財産権」の双方が含まれる。
「アップルを作ったころ、知的財産を生み出せば成功できるとわかったんだ」(第30章p173)、とあるように、Steveが知的財産を意識していたことは確かである。しかし、知的財産権を意識し、それを含む、知財戦略を意識していたとは、到底思われない。アップル、及び、マッキントッシュという商標の紛争で多額の金額を支払うことになることがそれを物語っている。
Steveの中に、いわゆるMBAやMOTの教科書的なフレームワークはないように思える。一見戦略はないようにも思える。戦略をフレームワーク的に考え、突き詰めた結果そうなったのではなく、「そうしたい」から「そうなった(成功した)」ように思えるのだ。

ただ、「そうしたい」という中身は、とても戦略的である。彼の思考の源泉、知財の源泉は、Think different である(第24章)。しかし、そこには、盗むことも含まれる(「偉大な芸術家は盗む」(第8章p165))。盗んだとしても、最終製品は、やはり、違う。剽窃に関しては、まるでピカソのようである。

彼の基本コンセプトは、「シンプル」である。・・「背景にある問題を本当に理解し、エレガントなソリューションを考え出す」のである。(第25章p95)・・製品の本質を理解し、不可欠でない部分を削る・・のである。

続く・・

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January 06, 2012

無料広告ビジネスモデル

いつかは出ると思っていた「無料広告ビジネスモデル」。すでにリブセンスが、やっていました。求人広告を無料化、成功報酬型。http://www.livesense.co.jp/service/model.htm
今後、このモデルが、主流になって行く可能性は高いと思う。が、その先もある。無料広告、当事者からお金を貰わず、でも成り立つビジネスモデルが出てくるはずである。え。何かって?

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January 02, 2012

ウォルター・アイザックソン著「Steve Jobs」・・スティーブ・ジョブズ「Steve Jobs」の知財(1)

新年あけましておめでとうございます。
ウォルター・アイザックソン著「Steve Jobs」講談社、を正月休みに読み切る予定でいます。

昨年亡くなったSteve Jobs氏と私は、同い年。同時代を生きた者として、この時代背景の下で彼が成し遂げた偉業を確かめてみたいという点と、知財人として、知財視点で彼の思考過程を見てみたいという興味から、遅ればせながらの読書開始。
この本を読みながら、スティーブ・ジョブズ「Steve Jobs」の知財を研究してみたいと思います。

★彼と知財との関係を調べてみると、すでに、下記のブログが見つかりました。ご参考までに紹介させていただきます。

1)ロケットニュース
生前の特許・意匠登録は317件! スティーブ・ジョブズ氏が残した数々の功績

2)eビジネス・IT戦略の波間に
スティーブ・ジョブズは発明家というよりもデザイナー?(米国特許41件)

3)知財がわかると世界がわかる
第1回 デザイナーとしてのスティーブ・ジョブズ

これらの記事も参考にしながら、Steve Jobs氏によるイノベーションを、知財視点で考察していければ、と思います。

手の腱鞘炎故に、昨年はあまりブログ更新できませんでしたが、今年は少し入力方法を工夫して、更新回数を増やせればと思います。
では、本年もよろしくお願いします。

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