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August 27, 2011

知財経営の第2ステージ

知財経営に興味をもって、東京大学先端科学技術研究センターの知識創造マネジメント専門職育成ユニット「先端知財人材育成オープンスクール第1期」(2002年11月開校)に参加してから、早9年になろうとしている。この間、経済産業省でも知財経営の推進がされてきて、一応の「知財経営のあり方」も出された。(参考、知的財産経営の定着に向けて)。また、日本弁理士会でも委員会を設置し、知財経営のあり方を研究、同時に、知財ビジネスアカデミーを設立し、知財経営指導のできる人材育成を行ってきている。
2002年の頃に比較し、この分野に興味を持つ人材はかなり増えてはいるが、企業活動の現場では、まだまだ、と言う感じである。
また、知財経営と言っても、人により、定義、イメージが異なっており、知的財産権を中心としたマネジメントをイメージして活動している人もいれば、知財=競争優位の源泉たる見えざる価値情報と定義して活動している人もいる。私の場合は後者である。
昨日も、IT企業の社長さんを顧客から紹介された。知財=競争優位の源泉たる見えざる価値情報と定義すると、多くの企業で、そのような知財を有していることが明らかになる。そのような価値情報を経営にどのように活かすか、どのように商品に反映してくか、どのように保護するか、さらに価値あるものにするため、どのような活動が必要か等が見えてくる。
IT企業では、提供するサービスのコンテンツ、サービスを提供するITインフラに知財が集中する。ここをどのようにマネジメントするか。

知財経営コンサルティングをしている仲間が、言うには、最近、知財経営の重要性を訴えると、多くの企業が、「それ大切ですね」とは言うが、もう一つ突っ込んで、「では、貴社は知財担当役員さんいらっしゃいますか?」と問うと、黙ってしまう企業が多いとのこと。知財管理ができている大企業でも、まだまだ本気で知財経営を実践しているところは少ないようである。
いよいよ本気で知財経営に取り組むべき、第2ステージにきていることを実感する。

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