仙(専)人国家
昨晩、真田幸光愛知淑徳大学ビジネス学部教授の講演を聴く機会に恵まれた。真田先生の講演を聴くのは2回目であるが、極めて明瞭、論理的な話で、引き込まれる。
話題は、今回の経済危機についてであるが、その原因である、サブプライムローンの証券化→小口化→格付け機関による格付け→国際社会への流動化、と言った仕組みからわかりやすく説明。今年の回復の見込みはなし、今後の見通しとして、回復までに6年かかる、3年かかる、1年で回復という予想があると紹介。
そのためにどうするか。米国の動向は。中国・インド・ロシアの龍・象・白熊連合の台頭と欧米との対立。日本はその中でどうすべきか。
真田先生の提案は・・。仙(専)人国家になれ。具体的には・・。
★ 少数精鋭、一騎当千の専門家集団国家となる。
★ 世界の人々が必要とする、「もの」「サービス」を、適正利潤を得ながら、高品質を維持し安定供給する国家となる。特に水、食糧、エネルギー、資源(原材料)、金融の分野に注力していく。
★世界的に目立つものではなく、裏のポジションに就き、決して目立ってはならない。
★ 永世中立を目指し、世界のパワーゲームの渦には巻き込まれぬ体制を整えていく。
★第一次産業を含めたものづくりを基軸とする「仙人(専人)国家」を目標とする。
等としております。そして、川上と川下を含めた一貫体制のものづくりを目指し、少量、多品種、高品質、高利潤体制のものづくり大国を目指すことを勧めています。
日本の弱み・強みを上手くとらえて世界の中での生きる道を述べている。日本は、世界に役に立つ技術を惜しみなく提供して、頼りにされる国になっていくことを提唱されている。ここには、上手に知財戦略を組み込む必要があろう。
情報は、水と同じで、高いところから低いところに流れる。良質な情報を作れば、隠さない限り、それは、どんどん流れていく。そして、その情報源には必ず人が集まる。日本が常に先手の技術開発をして情報発信していけば、不可欠な国として、ありがたがられる。換言すると、リーダーではなく、世界のサポーターとなるのである。






































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