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February 22, 2008

「安さ」のみを求めると・・・

昨今、中国の餃子問題を考えると、「安さ」のみを追求してきたつけなのか・・と思わざるを得ない。

価格が安いことは良いことなのであるが、減った価格分の代償を「不安・危険」で支払ったこととなり、結果として、「安くなっていない」ことに気が付かなければならない。

ここで必要なことは、正当な価値判断なのだろう。正当な価値を得るには、正当な価格を支払わなければならない。

そのためには、日本が持つ、本来の価値にも気が付かなければならないのでしょう。食の安全を確保するには、日本の荒廃してしまった、地域の里山を見直し、日本の「農」を再興する必要があろう。しかし、そうすれば、地域振興も可能となるし、職業対策にもなる。

先日、ある木工作家の話を聞いた。オイルフィニッシュという仕上げ方法がある。オイルを木に染みこませて仕上げる方法である。それを日本人は外国から輸入された仕上げ方法であり、日本がそれをありがたがって使っている、と思っているが、実は、伝統工芸の世界では、漆塗りの仕上げ方法が、古来伝わっており、漆を何度も木に塗って染みこませて表面仕上げをしているとのこと。

このような手法での仕上げ、とても手間と時間がかかる。漆を50回~100回塗っては寝かし、塗っては寝かせる。そのための手間賃を考えるととても高価になるのであるが、それを理解してくれる人は少ないと言う。

日本人は、西洋や中国ばかりに目を向け、必要以上のお金を払ったり、極端に安い値段で購入するのではなく、本来の価値に本来の価格を認めて支払うことを考える必要が出てきたようだ。

そういうことのために、知財・・という概念が使えないものか。そんなことを考える日々である。

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February 13, 2008

知財戦略は経営戦略

昨日書いた記事・・・知財戦略が経営戦略構築に必須のアイテムになったことを、経営者の方々に本当に理解していただきたい、という趣旨で書いている。

現在言われている知財戦略が従来型の知的財産権まわりの単なる権利創出・管理でなく、経営マターになっているのである。

例えば、特許庁HPに掲載されている「中小・ベンチャー企業知的財産戦略マニュアル2006」http://www.jpo.go.jp/torikumi/chushou/manual_2006.htmの中の事例を見ていただきたい。これはまさしく経営戦略である。

中小・ベンチャー企業とあるが、内容は大企業にも通じるはずである。

まもなく、このマニュアルの2007年版が出るようだ。

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February 12, 2008

経営戦略 powered by IP(知財)

 様々な団体が、知財戦略についてのシンポジウムやセミナーを開催している。いずれも、経営に知財を織り込むことを述べているが、知財戦略というタイトルをつけただけで、通常の経営から何かかけ離れたイメージになってしまうのはなぜだろうか。

 それは、これまでの伝統的な「知的財産権」という枠組みを中心とした、イメージが先行してしまうからではなかろうか。また、各人がイメージする「知財戦略」なるものの内容が、かならずしも一致していないところにもあるように思える。

 このイメージは、知財経営という言葉でも同じである。伝統的な知財イメージからの知財経営となると、本来の戦略レベルの話ではなく、戦術レベルの話に矮小化してしまう。これでは経営者の関心は引くことはできない。

 むしろ、経営戦略の場面では、従来型の知的財産は当初は意識に上らない。下図は、中小企業基盤整備機構が発行した、中小企業のための知的資産経営マニュアル第7頁に記載された、知的資産の分類図である。ここでいう知的資産の領域で経営戦略を練るとき、当初は伝統的な知的財産は直接的に出てこない。その戦略を組み立てていく中で、知的財産の問題がクローズアップされてくる。

 知財戦略と言ってしまうと、知財先にありき、というイメージになってしまうおそれがあるが、経営戦略となると、知財先にありきではない。どうビジネスをするかが先である。そして、それを知財でどのように力強いものにしていくかが重要なのである。ここに経営戦略 powered by IP(知財)の意味がある。各方面で行われている知財戦略セミナーは、そういう趣旨で行われている。誤解なきよう、企業の方々に参加して欲しいものである。

Photo

中小企業基盤整備機構・中小企業のための知的資産経営マニュアル第7頁より

中小企業における知的財産戦略シンポジウム2008が平成20年2月26日(火)に開催されるが、これは、まさしく経営戦略の問題を知財の側面から問うものである。大阪の皆様の参加をお勧めしたい。

なお、東京では、2008年3月8日に開催される。但し、東京は満席とのことです。経営者の方々に知財戦略に関心が高いというのであれば、上記は杞憂にすぎない。

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February 01, 2008

クローンは元の生命力がない

というのは、前回紹介した「原点回帰・オーディオセッティング再入門」の佐藤浩義氏。CDをHDDにデジタルコピーしても、音の勢いが落ちることがあるという。
これは、他のことでも同じですね。模倣が模倣に止まっている限り、元の本物のもつ生命力はない、ということですね。

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