パクリ学入門
汐留のビル街にある本屋さんを覗いたら「パクリ学入門(黒川芳朱、ガイア・オペレーションズ)」という本のタイトルが目に飛び込んできた。知財を扱う者として、早速購入してみた。「つく(創・造・作)る」ことの現代的意味を考えるために、文化や創造に関するさまざまな本を読み、その内容をパクリという言葉で強引に解釈してみようという趣旨で書かれた本とのこと。
読んでみると、たしかに強引である。ただ、作者が読んで批評をしている趣旨は、パクるということを非難するものではない。むしろ、対象となる本が何をパクって新しいものを提供しているのかという点について、そのパクリの勘所を評価し、新しい創造価値を評価している。
思うに、どのようなコンセプトを先人からパクリ、それを自身の新たなコンセプト形成にどのように応用したかを評価している。このような見方は「創造」ということを考えるにあたって非常に有用である。一読を薦める次第である。



























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