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October 18, 2005

本は知財の宝庫

 一冊の本が人生を変える、という題の文藝春秋 11月号 特別版を読んでいる。養老孟司さん、櫻井よしこさん、柳田邦男さん等、多くの知識人が影響を受けた本を紹介している。

 「模倣と創造」を考えたとき、読書は、模倣の一形態である。本を読むことは、書かれている思想、人生、知識を取り入れることであり、それは、知識のコピーである。その結果、既存の知識、思想と新しく導入された知識が融合化し、時には新たな感情を生み、あるいは、新知識を生む。

 多数の書物を読みこなして行くと、それに比例して、多くの知識が積み重なっていく。いわば、価値の融合が起こる。読書の良いことは、自分が実体験しなくとも、あたかも、体験したごとく追体験できることである。その積み重ねは、丁度、既存の技術の積み重ねに似ており、読書の積み重ねの結果は、技術の積み重ねの結果としての新たな発明に近いものを生むものと思われる。

 お茶の水女子大学教授の藤原正彦氏は言う。「読書文化の復興こそが国を救う」(文藝春秋 11月号)と。氏はさらに言う。「本を読まないと教養はつかない。教養がつかないと大局観が得られない。大局観がある人だけが上に立てるんだ。」と。

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