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March 04, 2005

老神温泉復活プロジェクト

昨日のNHK総合番組「ご近所さんの底力」では、温泉街に春を呼べ、とのテーマで、群馬県の老神温泉の皆さんが集客のための妙案を募集していました。

番組での解決策として、他の温泉地の成功例を紹介していました。
★最初に紹介された温泉地では、「温泉といーなか」と題し、田舎暮らし体験(農作業)を温泉客にさせることで、リピータを増やすという作戦をとっていました。田植えを体験した人が、その成長が気になって再度訪問するとのこと。温泉名を忘れましたが、新潟県新井市の例だったでしょうか。
★岡山の湯原温泉では、温泉の効能、入り方などをお客様に説明指導する温泉指南役という役職を作り、温泉客を接待しています。また、温泉ホットドックという、人間ドック+診断結果による入浴の健康指導をすることで、温泉の基本である健康のための指南をしており、そのためお客が3万人も増えたとのこと。温泉指南役の先生は、お医者様。そして、温泉指南の口上が特徴となり、大した宣伝なしに評判が広がったとのこと。
★山形 小野川温泉では、町中の温泉に入れるパスポート(独楽)を1000円で販売。気軽に入れる足湯もある。湯を上がった時にラーメンの出前をするなどのサービスがある。町全体の団結でお客さんの要求をすべてかなえるといのがコンセプト。お客の要求を耳にしたみやげ物屋さんが、メールで温泉街の店舗や旅館にメール配信をすると、受け取った人が案を出し合う。お客様は温泉町を選んでから旅館を選ぶ。だから町全体に魅力を持たせる必要がある。そのためには、町全体が団結する必要があるという。

○最初の例は、顧客参加型である。この例で、私の友人のことを思い出した。彼はパソコン通信が始まったころ、旅行会社に勤めており、Macの会社を訪問するツアーを開発した。その旅行企画は企業を対象とするので、旅行計画のタイムチャートを作り、スケジュールと企業担当者がやるべき準備を予め計画してあげるということをしたそうだ。旅行までの企画や手配は本来すべて旅行会社がすることであったそうだが、彼は、計画を立てるものの、その実行を顧客である企業担当者にやらせた。これが、かえって受けたとのこと。スケジュール管理が顧客の企業側によく理解できることと、やったことのない企画を自身で体験できたことが魅力となったらしい。
自分の手間も省け、しかもお客様も喜ぶ、一石二鳥である。

○第2の例は、特定サービスに特化。温泉本来の湯治(温泉療法)を徹底したサービス。それも、ひねりを効かせたアイデアである。

○第3の例は、顧客ニーズマーケティング、迅速な対応、団結力がマッチしている。

いずれの例も顧客にとっての「価値」をうまく探求し組み合わせている。まさしく知財発想である。

老神温泉は、10年以上も前だが一度行ったことがある。良い温泉であった。料理もおいしかった。ただ、沼田ICから尾瀬に行く途中で、観光地としては中途半端なロケーションである。舞茸が有名だった覚えがあるが、最近は舞茸はどこのスーパーでも手に入るので、目新しい特徴とはならない。
やはり、温泉の効能をうまく使った企画が一番と思う。それと、名産物との組み合わせ。片品村、尾瀬の水芭蕉等有名なものはある。上州武尊岳等の山もあり、登山・ハイキングとの組み合わせも可能だ。
温泉については、ちょっとしたアイデアがある。ある方と企画中なので、今日はここまで。

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Tracked on May 05, 2005 06:34 PM

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